2013年11月3日(日)AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)『MOTEGI GT 250km RACE』 曇/ドライ (天候/コース) 決勝結果 10位
ツインリンクもてぎにてスーパーGT2013年最終戦が行われた。
2012年度はシリーズチャンピオンを獲得したENDLESS TAISAN PORSCHEも今季は近年で一番厳しいタフなシーズンになった。
ラウンド4にて3位表彰台と強さを見せるも、全体的に他チームのタイミングのすきを突いてレースを制していく展開が多かった。
速さや性能だけの差で勝負がきまるわけではないところがレースの醍醐味ではある。
ドライバーの腕や一瞬の判断、チームの的確な戦略、スタッフの動きや駆け引きも見どころのひとつだ。
今回の予選は横溝選手が挑んだ。
横溝選手によると「ブレーキバランスのセッティングがリア寄りになっていて厳しい」との談。
満足の行く走りができず10位からのスタート。
予報では雨の予想だったが雨が降ることなく曇り/ドライコンディションにて決勝レースがスタート。
ENDLESS TAISAN PORSCHEは順調にラップを重ねる。強引に抜きにかかると接触しやすいツインリンクもてぎ。
我慢のレースを強いられるも的確な判断と走りで上位を狙う。
ピット時、混雑する場面も見られたが各チームも探りあいながらのレース展開。膠着状態が続く。
ENDLESS TAISAN PORSCHEは40ラップ過ぎになるとタイヤの前後バランスが崩れだし、強いアンダーステアリングに悩まされ、ペースが上がらなくなる。
後方から追い上げられるも逃げ切り最終的に10番手でゴール。
最終戦は入賞することができ1ポイントを獲得。チームランキングでは9位に入り来シーズンのシード権を獲得することが出来た。
優勝はGAINER DIXCEL SLS。同時に最終順位も確定し、タイトルを獲得したのはハイブリッド車として初のMUGEN CR-Zが優勝。
同時にドライバーズランキングも同チームが優勝。シーズン中未勝利だが2位が4回と全戦ポイントにてのタイトル獲得だった。
シーズンを通して勝ち続けることは非常に難しく、コンディション等によりガラリと勢力図が変わるスーパーGT2013。
ENDLESS TAISAN PORSCHEは来季の参戦は現時点では未定だが、2014年も熱い走りを見せてくれることを期待したい。