前回苦しみながらも3位表彰台を獲得した ENDLESS TAISAN PORSCHE。ここでも上位入賞を果たせばタイトル争いにも食い込めるだけに結果を残したい。
しかし気持ちとは裏腹にマシンの調子は思わしくなくタイムが伸び悩む・・・。徐々に調子を取り戻し最終的に予選は11番手で通過する。
疑わしき箇所のパーツを交換し決勝へ。
8月18日午後12時35分、場所は三重県鈴鹿サーキット。。
決勝日当日、天候は晴れ、コースはドライコンディション。気温は35度を超える猛暑になり、路面温度は47度にも達するハードな環境の中2013 SUPER GT300 第5戦は始まった。
スタートは横溝選手が担当。11位を付けまずまずのスタートを切るが3周目すぎに早くも「タイヤが厳しい」との無線が入る。
16周過ぎにはクラッチのトラブルが発生しポジションも21番手と大きく下げるレース展開となる。
30周あたりでNo86ランボルギーニ GT3のマシンの左リアタイヤがバーストし、小規模ながら火災も発生する。
セーフティーカーが入り9周に渡りレースをコントロール。
この処置によりENDLESS TAISAN PORSCHEはトップグループから2周遅れになるも着実に8番手まで順位をあげ上位進出を探る。
この時ドライバーを守るクールスーツにトラブルが発生し、車内温度が60度にも達するというさらなる過酷なコンディションの中での戦いを余儀なくされてしまう。
一進一退の攻防が続くもマシンのコンディションは上がらず苦しい展開のなか、クラッチやタイヤのトラブル、さらにはクールスーツと様々なトラブルが重なるも健闘し最終的には7位と完走を果たす。
トップはポールトゥーウィンのNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT。後半GT500クラスのマシンと接触しタイムを落とすも、予選から見せた快調な走りを維持した。
ENDLESS TAISAN PORSCHEは予選からタイムが伸び悩み多くのチームがタイヤにトラブルを抱える難しいレースの中、ドライバーはもちろんメカニックの根気とチームワークにより完走しポイントを獲得することができた。耐える場面も多かったが次回レースでの倍返しが期待される展開だった。