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2012 SUPER GT

SUPER GT 富士スピードウェイ SUPER GT 富士スピードウェイ

2012 AUTOBACS SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ

9月9日(日)、2012 AUTOBACS SUPER GT 第6戦『FUJI GT 300km RACE』決勝日を迎えた富士スピードウェイでは、30分間のフリー走行が行われた。

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この日も予報とは打って変わり、晴天に恵まれた富士スピードウェイ。GT300クラスは直線番長のポルシェがここでも速さを発揮。No.911エンドレス TAISAN 911(横溝直輝)が1分41秒377でトップを記録。しかし、その直後に左リアタイヤがパンク。ゆっくりとピットに戻ろうとしたエンドレス TAISAN 911(横溝)だったが、最終コーナーを回ったところで左リアフェンダーが壊れる。決勝に向けて無理もできないため、コース外にマシンを出しストップさせることになった。

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このフリー走行の後、3万3千人を越える大観衆の中、決勝レースがスタートした。天候晴れ、コースはドライ、気温29度、路面温度45度というコンディションの中、全66周で競い合う!


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SUPER GT 富士スピードウェイ

GT300クラスでは、スタート直後に波乱が起きた。予選1位のハイブリッドカー、No.31 apr HASEPRO PRIUS GT(新田守男)がスタート直後の1コーナーでスピン、コースアウトに。最後尾までポジションを落としてしまう。代わってトップに立ったのは、予選2位のNo33 HANKOOK PORSCHE(影山正美)。これに準ずるのが、前戦の勝者No.66 triple a vantage GT3(吉本大樹)とNo.16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀)。しかしtriple a vantage GT3はエンジンにトラブルが発生し、早々に戦列から離脱。
ところがこの後方で、No.31 apr HASEPRO PRIUS GTの追い上げは凄まじかった。残り15周ほどでPRIUS GT(嵯峨)は、トップのHANKOOK PORSCHE(藤井誠暢)の背後につき、53周目に追い越しのチャンスが訪れる!ヘアピンでPRIUS GT(嵯峨)が内側からノーズをねじ込んだところ、わずかにマシン同士が接触。PRIUS GTはスピンするが、ポルシェはスピンを免れてトップを堅持。PRIUS GTはすぐに立て直したものの、MUGEN CR-Z GTに先行されて3番手に後退。これで楽になったHANKOOK PORSCHEはそのまま逃げ切って、第3戦に次ぐ今季2勝目を挙げランキングでも影山/藤井組がトップに立った。
3番手に後退したPRIUS GTは、2番手の同じハイブリッドカーであるMUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐)とバトルを演じ、ラスト2周でCR-Z(中嶋)をパス。ハイブリッド初優勝の快挙を逃すも、ライバルのHonda CR-Zに先んじてハイブリッドカーとして最高順位である2位となった。これで、ハイブリッドカー2台が表彰台を獲得した。


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エンドレスタイサンポルシェは悔しくも表彰台を逃すが、まだまだチャンピオン圏内の4位に入賞!残り2戦でチャンピオンを狙う!

☆レース後、横溝選手からのメールです。

SUPER GT 横溝選手

「今回は予選、フリー走行とトラブルがあり、完全に問題が解決できないまま決勝レースを迎えてしまいました。そのため、チャンピオンシップを考え、完走を第一優先としてレース運びを強いられ、思いっきりプッシュするレースができず、誰もが優勝を期待していたレースでしたが、残念ながら4位となってしまいました。しかし、残り二戦をしっかりと戦う事が出来れば、チャンピオンになれると思うので、ハンディウェイトが軽減されるラスト2戦を力強い走りで頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

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