フェラーリカリフォルニア ベースモデル

フェラーリ初となるクーペ・ハードトップを採用した2+2モデルとして、2008年のパリ・モーターショーにてデビューし、2009年よりデリバリーされました。車名の「カリフォルニア」は1950年代に生産されていた「フェラーリ250GT　カリフォルニア・スパイダー」が由来となっています。

他のモデルとは一線を画すコンセプトを志向し、フェラーリのスポーツ走行はそのまま、長距離や街中でもストレスなく使用ができる「オールマイティGTカー」と言える馴染みやすを両立した気取らないフェラーリです。

内装にはフェラーリらしい上質なレザーがあらゆる箇所に使用され、フェラーリ社が初となる可倒式トランクスルー機能を備え、実用性も兼ねたモデルなことを象徴しています。

エンジンも4297ccのV型8気筒DOHC32バルブ直噴エンジンを採用し、最高出力490PS/7500rpm、最大トルク49.5kgm/5000rpmを発揮します。

また安全性や走行性の両立にて開発されたパドルシフト式7速デュアルクラッチトランスミッションを採用し、メンテナンスインターバルが長くなった事も特徴です。カリフォルニア専用設計のトラクションコントロールやサスペンション、カーボンブレーキなどが搭載された、フェラーリが造り出す最高峰のオープンGTカーです。

フェラーリカリフォルニア30

2012年に好評のカリフォルニアに改良が入り、ネーミングもカリフォルニア30へと変更になりました。30とはエンジン出力の30PSアップを示し、トルクも505Nmにまで引上げられました。

さらには車をチューニングする上で最大の武器となる車輌重量を30Kgも軽量化。新しいV8エンジンは「HELE」という環境エンジニアリングも備えており、なんとフェラーリにもアイドリングストップが採用され、CO2の排出量を15%も低減させました。見た目などに大きな変化は無かったものの、最初にリリースされたカリフォルニアよりも「30」と言う数字がさらに性能を前進させた事を表しています。

フェラーリカリフォルニアT

カリフォルニアTは先代のモデルから好評だった要素を引き継ぎ、よりフェラーリを身近に、より日常的に使えるモデルとして進化を続け、世界に多くの新規ユーザーを獲得しました。新しく開発されたターボ付きV8エンジンは、F1でも使用されるターボの最新技術とシステムが採用されています。伝統を受け継ぎ鍛えられてきた走行性能と心臓部のエンジンとエキゾーストが奏でる「フェラーリサウンド」は一度味わっていただきたいポイントです。

エンジンだけでは無く、それを支えるべく開発されてきた最新のステアリング、ギヤボックス、足回りのサスペンションシステムにより高度な運動性能を実現しオープン型スポーツカーとして、他を寄せ付けないオンリーワンの存在感を放っています。

さらに、新しい個性を引き出すべくフェラーリ・スタイリング・センターとピニンファリーナの共同開発作業によるデザインは、フロントシップのカリフォルニアをより生かすべく仕上げられたスタイリングとなり、内装の空間もハンドクラフトのぬくもりを醸し出す造りこみがなされ、内張り全てにおいて満足のいく質感となっています。

ラゲッジルームはリヤシートの構造を一緒にしたトランクスルーになっていて機能性も考えられています。先代のモデルで問題視されていたナビゲーションシステムも、見やすさや操作性を重視されたものに改善され、より快適なドライブをサポートします。

醍醐味でもあるハードトップは閉めていれば、完全にクーペのスタイリングですが、ボタン一つ、僅か14秒でスパイダーへと全く違うスタイリングへ変貌します。

全世界で人気の途絶える事のない「カリフォルニアT」をぜひマリオットマーキーズにてご体感下さい。