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【整備ブログ】フェラーリ 348 エンジンから異音等 点検 修理

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フェラーリ F348 エンジンから異音 点検修理

マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。
整備部門スタッフのフェラーリ整備のブログをお届けします!

今回のご依頼はフェラーリ 348 エンジンから異音がするとのご依頼です。

まずは確認から行います。
エンジンを始動しアイドリングで確認してみるとエンジンの前側から何か金属が擦れるような音がしていました。

348は上からエンジン前方を確認する事が難しいのでリフトアップし下から確認します。

下から覗き、音を聞いてみるとベルト回りから音が確認できました。

一度エンジンを止め、ベルトを外し、各プーリーを点検していくとテンショナープーリーにガタが確認できました。
348のテンショナーはベアリングのみの設定がありますのでベアリング交換でお見積もり致しました。

他にベルト、エンジンオイル等も気になる点をご依頼を受けていましたのでお見積もりさせていただき作業を進めます。
まずはエンジンルームからエンジンオイルを抜くためにフィラーキャップを開けオイルエレメントを外します。

リフトアップし、下からオイルを抜いている間にベルト回りの交換を行なっていきます。
外したテンショナーを分解し、テンショナープーリーからベアリングを抜き新しいベアリングを組み込みます。
汚れやサビを落として組み上げていきます。

ベルトを取り付けてテンショナーを取り付けていきますが、348のエンジンはオートテンショナーではありませんのでナットを緩め、ベルトの張りを適切な状態にしていきます。
オイルドレンを締めリフトを下げて先程外したオイルエレメントを交換し、エンジンオイルを入れエンジンを始動します。
異音は無事に直りましたがもう一度リフトアップしベルトの張りを確認しリフトを下げオイルレベルを調整し、作業完了です。

今回の様な事例は車種、年式問わず有ります。
音が出ているけど場所がわからない…という事が多々有ると思いますのでその様な場合は弊社にぜひご相談ください。

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